いちどは夢と断念でも、諦めきれず
日当たりの良いリビング。
一度はあきらめた夢を叶えるために
出した手紙が繋いだご縁が作り上げた
シンプルながらも飽きのこない家。
コンパクトな空間をうまく使うためにちりばめられた工夫は
階段をちょっと特別な図書スペースにしてしまうほど。
住めば住むほど健康になることをコンセプトに
ご夫婦が望んだのは「素うどんのような家」でした。
一目惚れした家
スタッフ:
コアー建築工房との出会いを教えてください。
旦那様:
「家を建てる」と決めたものの、モデルハウスをあちこちみても
感性に響く家に出会わなかったんです。
そんななか、泉北の住宅展示場でコアー建築工房の家と出会い、
初めて「ここで建てたい」と思いました。
奥様:
私もモデルハウスの玄関に入った瞬間
「私が住みたいと描いていた家はこれだ」と直感しました。
ですが予算的に難しく、コアーの家は「夢としておこう」と
一度は断念したんです。
それでも、ほかのモデルハウスを見てもどれも気に入らない。
コアーさんの家がどうしても忘れられなかったんです。
そこで、社長さんに自分の思いの丈をぶつけてみようと
手紙を書きました。
「豪華な家は望みませんし、お金も無いので望めません。
それでも、言うならば「素うどんのような家」が欲しいのです。
でも、ただの素うどんではありません。
素材がしっかりしていて、麺はコシがあってツルツルと喉ごしがよく、
おつゆも出汁がきいて無農薬のおネギがどっさりとのっているような、
毎日食べても飽きのこないとびきり上質の
「素うどんのような家」でなければと思っています」と。
すると社長から
「私も同じ思いで家を建てています。
一緒に「素うどんのような家」を作りましょう」
とお返事をいただき、家づくりがスタートしました。
一目惚れした家
スタッフ:
暮らしてみて、住み心地はいかがでしょうか。
旦那様:
基本的に家がコンパクトなので、広く使えるような工夫が
随所に施されているのがいいですね。
階段がいちばん特徴があって、昇り降りするだけでなく
壁面をくり抜いた書棚があるんです。
手近なところに本があって、
スッと手にすると階段が図書スペースに早変わりします。
また、部屋は和室にも洋室にもなるので
そのときによって使い分けられるところも助かっています。
奥様:
リビングは1階に作ることを予定していたんですが
陽当たりと風の通りを計算して2階に変更になりましたね。
家族が集う大きな空間だけど適度に区切られていて
ちょうど隠れるところがあるんです。
寝転んだり本を読んだりと、ちょっとした
プライベートスペースにもなっているところも落ち着きます。
シンプルな家と暮らし
旦那様:
「素うどんのような家」を求めた背景には、
「住むほどに健康になりたい」というコンセプトがあったんです。
家のデザインや感性に響いただけではなくて、
コアー建築工房さんが自然素材にこだわっているところも
決め手になったように思います。
今後はこの「素うどんの家」に具を足すのではなく、
いかに「素うどん」をキープしていくかですね。
要らないものはどんどん切り捨てて本当に必要なものだけで
生活することを目標にしたいです。
スタッフ:
夢を実現するお手伝いができて、嬉しく思います。
インタビューありがとうございました。