今回は、檜の特徴についてお話しします。
檜は日本人にとって馴染み深い針葉樹であり、特徴的な良い香りがすることで知られています。
コアー建築工房の建物では土台に檜を用いていますが、基礎の点検などで床下へ潜るとその香りを感じられます。


消臭効果やリラックス効果が期待できるそうですが、土台などの構造材に檜を用いるのには理由があります。日本では昔から『檜風呂』として利用されるように、水に強く耐久性があり、檜に含まれる成分によって防虫効果が発揮されるため、白蟻の被害なども予防することができるのです!
木目が綺麗で光沢のある白さが魅力的な檜は、仕上げ材にもよく使われます。
コアー建築工房の標準仕様のフロアー材は胡桃を使用していますが、檜のフローリングも傷が付きにくく高級感があって人気です。


その他、先にも述べたように耐久性に優れ虫に強いため、家具材としても多く用いられています。
自然素材を用いて、家のどの部分にどの樹種をセレクトするかによって特徴を出せるのも、木造の注文住宅の魅力だと思います。
(後藤)


