敷地調査についてご紹介させて頂きます。

敷地調査には4つのポイントがございます。
①現地調査 ②役所調査 ③環境調査 ④地盤調査です。
今回は①現地調査についてご紹介させて頂きます。
①現地測量調査


1.境界のポイントが有るか無いか(無ければ敷地の設定をどこにするかの確認を行います)
境界のポイントを確認して敷地全周囲の長さを測量していきます。
2.敷地とその周囲の高低差のチェック
3.現状の擁壁や、CBブロックなどある場合は状態の確認を行います。
古い擁壁などの場合は、役所に届け出がなされておらず建築の工夫や、費用の負担がかかる場合があります。
また、CBブロックは高さの制限が1.2m以上の場合、CBブロックが倒れないように、控え壁や、基礎工事が必要になります。
4.隣地の玄関の位置や窓の位置、物干し場や生活勝手口の確認を行い、新たにお家を建てたときにお互いの生活を配慮する事も大切です。
5.道路の幅員
車のアクセスの方向や、駐車スペースの場所の確認
また、狭い道路の場合は、新たに家を建て替える場合、道路幅が4m必要になり、道路後退(セットバック)が必要になります。
6.ライフラインの確認(水道・電気・ガス・雨水・生活雑排水・下水)
水道の引き込みの確認 現状の1世帯の水道メーターの基準として20φが引き込まれているか?
ガスの場合 都市ガスかプロパンガスか
汚水関係は下水道が通っているか、浄化槽か など調査を行います。
7.その他、古い建物や構造物を撤去する場合の解体調査や、
道路上に交通の妨げになるものはないか
電線などの高さが低く、レッカーなどの大型車両にひっかけないか
朝の時間帯が通学路の時間帯になっていないかなど
といった内容の調査をさせて頂いております。
土地のこと、敷地のことで気になることがございましたら何なりとご質問ください。
(上垣内)
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