先日タケノコ掘り体験をして来ました。
農園のおじさんの簡単なレクチャーを受けて、スコップでタケノコのまわりの土を掘っていきます。
どれだけ大きなタケノコを掘り当てられるか、宝探しのような感覚で短時間で結構楽しめました。
タケノコは鮮魚と同じで、採ってからアクを抜くまでの時間が短ければ短いほど良いのだそうです。
筍ご飯や煮物、木の芽和えにして美味しく頂きました。
余談ですが、「竹害」という言葉はご存知でしょうか。
竹は約60日で成長してしまうのだそうです。
私達が構造材として使用している紀州杉は製材できる大きさになるまでに約50年はかかるので、
それに比べると桁違いのスピードに驚かされます。本当に凄まじい速さです。
竹は成長が早い分、放置してしまうとどんどん里山を侵食してしまい、生態系を崩してしまいます。
さらに根を張る深さが浅いため、樹木に比べて土砂崩れを起こしやすくなります。
という竹害の話を、昔大学の講義で聞いた記憶があります。
元々は筍を食べる為に栽培されたものが、需要が減って放置されるようになったのが事の始まりなので、
ぜひ皆さん!沢山筍を食べて下さい!!と教授が言っていましたのも思い出しました。
アク抜きの下処理はちょっと面倒ではありますが、今が旬でとても美味しいです。
今シーズンはいつもより食卓に出す回数を増やそうと思います。
(栗林)
大阪で自然素材・国産材等、環境に配慮した注文住宅の木の家を建築するならコアー建築工房にご相談下さい