暑い日が続いたり、雨が沢山降ったりと、早くも心地よい時期から夏に入りそうですね。
今年の夏で2年を迎える我が家ですが、風が通り抜けるのでちょっとの暑さも乗り切れます!
外から帰っても、断熱材(セルロースファイバー)や深い軒の出で日差しが遮られて
家の中が涼しく感じられるのでありがたいです。
コアー建築工房では、外構、植栽も合わせてご提案・施工させて頂いております。
それは、お家の居心地の良さや暮らし易さに繋がるからです!
必要な所は板塀で視線を隠し、植栽は季節を感じ、目で愉しめる事や水を撒く事で気温を下げる役割もあります。
さて、今回ご紹介したいのは、最近トライした【板塀塗装のメンテナンス】です。
【板塀】は良く陽も当たり、雨風もかかる場所ですので、そろそろ塗り時が来たなぁと思いながら…ようやく着手できました!
板塀は杉板に浸透性の塗料(キシラデコール)を塗って、保護をした状態で完成ですが
より長持ちさせる為にも、2年おきぐらいに塗装をしてあげると良いです。

準備物
・塗料(キシラデコール)※色は仕様書をご確認下さい
・サンドペーパー(台があると広い面を削りやすいです)
・養生シート(テープのついたものや、新聞紙など)
・マスキングテープ
・刷毛(毛先の細い物と広い物)、バケツ
・軍手
・汚れても良い服
・雑巾
☆晴れが続き、木が乾燥している状態がベストです!
パッと見た感じは、もう塗る時期!?と思われたかもしれませんが
アップで見てみると、こんな感じです。

塗料の色が薄くなり、触ると乾燥している事が分かります。
このまま放っておくと、木が反ったり、割れたり、そこから水が入り腐ってしまう事があります。
また、陽の良く当たる場所と、乾きにくい場所などで傷み具合は変わりますので
2年を目安にご確認と1度塗装をおススメ致します。それでは…
手順1⃣養生
養生をします。ビニールが広げられる便利な養生材もホームセンターに売っています。
下のブロックにテープを張り、広げます。

手順2⃣下準備
まずは、状況チェック! おっと、よく見るとこすった傷などもありますね!
そんな時は、紙やすりで、なだらかにしてあげます。

全体的にサンドペーパーで汚れと傷を落とします。
ついた木くずやホコリを雑巾でふき取ります。

手順3⃣塗装
いよいよ塗装開始です!…がその前に
・塗料は良く振る・混ぜる(下に沈殿しています)
・塗料は少量ずつバケツに入れる
・目立たない所から始める
・刷毛に塗料をつけて、たれないように切る
・上から下に塗る
準備までが大変でしたよね!
塗りだすと楽しい~~~!!
下の写真、塗った範囲とまだの範囲、分かりますか!?

乾燥したお肌に、化粧水がぐんぐん吸い込む感じ!
塗ったそばから、木材が塗料を吸収していっているのが良くわかります!
あぁ、2年経つんだなぁ。と無心になりながら、塗っていきました。
1度塗りから2~6時間開けて(季節や温湿度によります)から2度塗りをします。

我が家はまだ、これより後ろにもあるので、なかなかの距離です。

木々をよけながらの養生と塗装は少し手間取りましたが、何とかできました。
玄関ポーチの格子戸も、少しメンテナンスして完了です!
取り組むまでは、少し億劫に感じられるかもしれませんが、やってみると案外楽しく感じるかもしれませんよ。
本当は、子ども達をやろうと思っていたのですが
隣地に塗料が飛んだり迷惑を掛けないかという心配とまずは自分が要領を掴んでから…
と、思ったら全部やっちゃいました!
来年か再来年には一緒にやってもらおうと思います!
反省点としては…
6月に入ってから梅雨入り前に!と思いましたが、暑かった!
板塀と共に、腕の色も濃くなりました。。。
5月がおススメですよ。
コアーオフィシャルのYouTubeにもメンテナンス動画がありますのでご覧くださいね。