2階の床板の厚みの話しです。
無垢の床板の厚みは何ミリですか?
自然素材を使っている会社によって、床板の厚みが違います。
30㎜とかの厚板を使っている会社と、15㎜とかの板を使っている会社に、おおむね分かれます。
床板を30mmを使っている例
(下図)30㎜の床板を梁に直に張り、構造的には火打ち梁という斜めの梁で床の強さを確保します。

床板を厚くすることで床のたわみを防ぎます。
この場合の床倍率は、0.24
家の構造的な水平の強さは床倍率で表し、数字が大きいほど強いということになります。
床板を15mmを使っている例
(下図)15㎜の床板の下に構造用合板24mm(又は杉の3層パネル36mm)を張り、構造的には構造用合板で梁を固めています。
コアーではその間に、防音材をはさんでいます。床のたわみは構造用合板を厚くすることで防ぎます。

8帖の床の場合 床倍率 1.20
30㎜の床板+火打ち梁 と 15㎜の床板+構造用合板 を構造的に比べると、
下の図の方が上のやりかたより 5倍 強いです。
(大畑)

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