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設計シリーズ vol.2 良くない設計

 

計画地の北側が道路で、南に隣の家が建っている場合の良くある計画です。

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南側を中途半端に空けているので、冬場1階にまったく陽が入らず、暗くて寒い家になっています。

夏は軒の出が少ない家でしたら、直射日光が直接外壁に当たり、窓からも直射日光が入って、暑い家になります。

そのような不都合は、設計プランによって改善することはできます。20190425171601-0001

このように南側にメリハリをつけて、冬場は吹抜けから1階に直射日光が入り暖かく、

夏場は軒の出を深くすることで、外壁に直射日光が当たらず、家の中も入らず、涼しい家になります。

プライベートな庭もそこそこ造れたりもします。

 

軒の出のない家もありますが、外壁に雨が直接当たらないほうが家の為には良いですし、

軒の出がしっかり有れば、光触媒で外壁を綺麗にする必要もありません。

 

冬寒く、夏に暑い家を設計しておいて、太陽光発電だ、ZEHだのと、家の性能を比べています。

確かに家の性能は重要で、私たちもZEHの家を造っています。

建物は四角の総2階で、軒の出が無く、吹抜けも無いほうが建築費は安く造れますが、

それでも安くもなく一生暮らす家です。

だれでもプランは作れますが、基本設計を間違えると大変です。

設計によって全く違う家にもなりますので、設計も大切にしていただければと思います。

作品例は大畑のインスタやアメブロにものせていますのでこちらもご覧ください。

インスタ  https://www.instagram.com › masaru_oha

アメブロ  コアー建築工房 大畑のブログ      (大畑)

 

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