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昭和の接合 リベット接合

 

JR三宮駅の高架下に美しい柱がありました

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材料代が人件費より高かった昭和の時代に、細い材料をリベット接合で接続しています

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リベット接合は、大きなものでは東京タワーや橋、船舶や飛行機、

小さいものではヤカンとか、皮の接合などに広く今も使われています。

キャプチャ キャプチャ2 Wikipediaより

接合をするときに、リベットを高熱で真っ赤に焼いて変形しやすくしてから使うのですが、

穴に差し込んだ後、たたいてつぶして固定する時にかなりの騒音が出るので、

今は土木や建築ではリベット接合は使われなく、ボルト接合になっています。

見た目ではリベットよりボルトのほうが本数が少なく感覚が広いです。

なんとなくレトロで、細い材料をいっぱいの小さな丸(リベット)で組み立てている構造物があれば、

たぶん、令和の時代に残っている懐かしい昭和の構造物です。    (大畑)

 

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