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地震と家

 

昨日で東日本大震災から8年が経ちました。

阪神淡路大震災からは24年。

先月は北海道での地震もありました。

日本に住んでいる以上、地震から完全には免れないのかなあと最近よく思います

 

こういう話題が続くと

戸建てを考える方は耐震等級は絶対3にしなきゃいけないのか?と思う方も多いかもしれません。

*耐震等級とは耐震等級とは、建物の強度を表す1つの指標で3段階にわかれています。

【耐震等級1】(建築基準法の耐震性能を満たす水準)

・数百年に一度程度の地震(震度6強から7程度)に対しても倒壊や崩壊しない
・数十年に一度発生する地震(震度5程度)は住宅が損傷しない程度

【耐震等級2】

・等級1で想定される1.25倍の地震が起きても耐えられる

【耐震等級3】

・等級1で想定される1.5倍の地震が起きても耐えられる

一生住むお家。

家族を守る場所として、家は頑丈であってほしいと思うのは当然です。

ただ少し考えていただきたいのが、その場所で毎日生活をしていくということです。

等級をあげれば、窓を小さくする・壁を増やすなど家の間取りにも制限がでてきます。

さらに言ってしまえば、ただ単に壁面を増やすのが良いわけではなく、どう配置するのかが重要です。

要は量ではなくバランスよく配置することが必要です。

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太陽の光がさしこまなくても、電気を使ったらいい

涼しさはエアコンをかけるから窓も大きくなくていい

という生活をされている方はそれでもよいでしょう。

ただ、やはりぽかぽか太陽のあたたかさを感じたい。

エアコンの風は苦手だから、できれば自然の風がいい

そう思われる方も少なくないと思います。

どうしても、1つの面に目が行きがちですが、

一生に一度の家だからこそ多角的に見てほしいなと思います。

安全性・生活の間取り・性能・デザイン….

家の構造も家づくりそのものもそれぞれのバランスが大事かと思います。

(駒形)

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