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くらべられないもの

コアーの家と一般の家との違いをお伝えさせて頂きます。

普通家を考えるときに、使われている材料とか性能とか目に見えるものを比べると思います。

コアーの家に使う材料は自然素材なので、一般の家との価格の違いは材料にあります。

自然素材を使うことよって、見た目の良さとか肌触りの良さ、良い感じとかはありますが、

そこからくる経年変化(古美る)が将来の良い家、愛着を持てる家の違いになっていきます。

今の一般の家は、工場で作った床やドアなどの工業製品を現場で組み立てるのが大工の仕事になっています。

家が完成した時が一番良い状態で、経年変化でだんだん劣化していき、みすぼらしくなっていきます。

コアーの家は、本物の木や建具屋さんが作るドアや珪藻土の塗り壁などの自然素材を使った手作りの家で、

入居後の木材の日焼けや床の生活傷などで味が出てきて、経年変化でよい感じになってきます。

完成時の家より、10年後、20年後のお宅の方が良い感じです。

 

今の家がだいたい築30年(ローンが済んだ頃)に壊して建替えられている現状は、

寒い、暗い、使い勝手が良くないの理由の他に、そこで育った子供達がその家に愛着を持っていないことが

あると思います。親は大きなローンを組んで、いろいろ考えて建てた家なので大きな愛着はありますが、

子供の代になって、あまり愛着を感じずに育った劣化してみすぼらしくなっていった家は、やはり

建替えられているのが現実です。

木の家の梁からぶら下がったブランコや、子供の時につけた傷は良い思い出になり、

経年変化で黒光りしていく木材と共に育った子供は、愛着を持ってその家を建替えるのではなく、

30年後にリフォームをして残したいと思ってくれます。

今、コアーが造っている家は、一般の家と同じようにメンテナンスは必要ですが、お孫さんの代までも

使える家をつくっています。ローンが終わる30年後につぶされていたらもったいないです。

 

そして、コアーの家の特徴として家の中の構造材が現わしで見えていることがあげられます。

一般の家でのリフォームで間仕切り壁をつけようとすると、今有る天井を破ってから間仕切りかべを作り、

その後又天井を復旧する工事になります。

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その点コアーの家は、そもそも天井が無く構造梁が見えているので

新たに間仕切り壁を作ったり、今有る壁を取ったりのリフォームがし易く、費用も少なくてすみます。

「リフォームをしようと見積をしてもらったら、新築とあまり金額が変わらなかったので建替える」

という話をよく聞きます。

いくら丈夫な長持ちする家をつくっても、リフォームがしにくいと結局30年後につぶされています。

家は丈夫な大きな空間を造り、家族構成や使い方の変化によって家の中の壁をつけたり外したりが

し易い家が良いと思います。

リフォームのし易さも家の寿命になると思います。

 

心地いい空間、朝日が気持ちいいね、冬でも日が入り暖かい、家にいる時間が増えた、家族の笑顔が増えた

など など  暮らしの豊かさはくらべるのが難しいことです。

HPの写真や文章で知ったり他人から聞くのと、実際の家の中で身体で体感するのとではかなり違います。

展示場や完成見学会や、実際にお住まいになられているお宅の見学会などの実物を見て御自身で体感して

感じたことを比べるのが良いと思います。    (大畑)

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