こんにちは、住まいの相談室の駒形です。
3月に入り、日照時間も長くなってきて
日中もあたたかい季節に入ってきましたね!
朝もすがすがしく、やっと寒い冬から抜け出したなあと思います。
太陽の恩恵を感じたところで
今日は日本だからこそある四季と太陽の角度についてのお話

地球は太陽のまわりをまわっているわけですが、
ちょっと傾いた状態でまわっているため赤道付近ではない国は
一年を通して、太陽にあたっている時間や角度というのが変わります。

日本もそのような国の1つであるため、夏と冬では太陽の角度も変わってきますね。
夏は地面に対して81度の角度で日差しが照り、
冬は30度の角度です。

夏と冬での太陽の角度が違うことにより、
同じ広さの地面に受ける太陽光のエネルギーが夏の方が多いのです。
このため、夏はギラギラの日差し、冬はほんわかした日差しなんですね。

ちなみに赤道に近いシンガポールなどは
年間を通して、地面にあたる太陽の角度は同じ。
そのため年中夏の気候なわけです。




太陽が年間を通して角度が変わることで
日本の一年には移ろいがあり、
変わる景色は私たちの心を豊かにしてくれるなあと感じます。
されど角度が違うことで、夏は暑ーく冬は寒い….
できれば暑さは避けたいし、寒い日こそ太陽のあたたかさが欲しいものです。

そこで重宝するのが軒の出。
軒の出をのばすことで夏の日差しはカット。
冬の日差しは、ウェルカム トゥー ザ ホーム!(笑)
これが日本古来の家のつくりです。先人の方の工夫に感嘆です。
今日は理科の授業のような話になりましたが、
豊かさをもたらす四季と賢く気持ちよく暮らすヒントは
太陽にあるんだな~ということを書かせていただきました!
ん~桜が咲くのが待ち遠しいです!!
(駒形)


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