GWのお休みの日に、京都にいってきました。


龍安寺。枯山水が有名ですね。
石庭には15個の石が並べられているのですが、
不思議なことにどの角度から見ても、14個しか見えないような配置になっています。
写真にはおさめませんでしたが、竜安寺の知足の蹲(つくばい)も有名です。
蹲は真ん中が水を溜めておくために四角い穴があり、それを囲むように「五・隹・疋・矢」の4文字がかかれています。
この四角い穴が4文字の「へん」や「つくり」の「口」として組み合わせることで「吾唯足知」と読むことができます。
吾唯知足には『われ、ただ足るを知る』という意味が込められていて、その意味合いから石庭の石が「一度に14個しか見ることができない」ことを「不満に思わず満足する心を持ちなさい」という戒めが込められているのだそうです。
…..深い!
欲ばってはいけないんやなと友達と反省した次第です(笑)

お昼は二条城近くにある古民家を改装した定食屋さんへ。
京都の町屋はウナギの寝床なんて例えられてますね。
間口が狭くて奥行きが長い家が多いです。
すだれが良い雰囲気を醸し出してました。
バスを乗り継ぎ、ぶ~らぶらしながら四条大宮の方へ…..
壬生狂言を見てきました。

↑壬生寺境内…….から見た景色。新選組とゆかりのあるお寺です。
↓壬生狂言はこんな感じです。(撮影禁止だったのでネットにて拝借しました)

無言劇です。パントマイムみたいです。
700年ものの歴史があり、重要無形民俗文化財にも指定されています。
狂言というと敷居が高いような印象を持ちますが、
コミカルな動きで笑いもあり、初めて見る人も楽しめる劇でした。
京都の街並みを歩きながら、改めて日本の建築物の奥ゆかしさと
文化を感じた1日でした。
スタイリッシュなものも良いですが、
やっぱり古き日本の文化も良いですね~~~


コアーの家も、軒の出や庇、土間など
日本古来の建物の良さを残した家づくりです。
日本の寒暖差の激しい気候に対応するための工夫ですね。
新しいものも取り入れつつ、先人の方が培ってきたものを
大切にしていきたいものです。
(駒形)


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