みなさまこんばんは! 住まいの相談室(技術管理部の松永)です。
水車、なつかしい感じですが、神戸市 山田区民会で、この水車は、(水とみどり)
を活かしたまちづくりのモデル事業で整備されたそうです。六甲山麓には、江戸時代
から沢山の水車が廻っていたようです。特に住吉川流域には、88基もの水車が
廻り、灯油の油搾り、製粉、酒米の精米など、水車産業として、灘の酒造りを
支えていたようです。この地域の水路は当時の水車の為に住吉川の上流から
ひかれたもので今でも清流が町中を流れています。 水車小屋は桁行18m
以上もある大きなもので、水車の直径が3間(5.4m)もあり、水車はまん中に
据えられており屋根の上から木樋で引きこまれた水の力で廻りその左右に置かれた
つき臼や、すり臼、篩いに動力を伝えて動かしていました。水車を利用して作られた
菜種油や酒は、大変良いもので、そのほとんどが江戸へ送られ”灘目油、酒”として
武家を中心にもてはやされていたそうです。
この度、完成した水車には、山田太郎車(大)山田次郎車(小)という名前
がつけられたそうです。 ⇒ 御影駅から六甲の登山の途中にあります。
住まいの相談室(y:松永)
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