先日、住まいの講座29期生の第二回目講座が行われました!
第二回目は『設計入門』についての講座。
講座でお話ししている間取りについてを一部ご紹介します。
「LDK間取り」
昔よくあった、典型的な間取りパターンです。
玄関を入ってすぐのホールを通じて部屋がつながっています。
廊下があるために通風が取りにくいこと、
めったに使わない和室になる可能性があること、
子ども部屋が閉鎖的な空間になること、
リビングを通らず階段を上がって2階の個室に行けるために子どもの行動が把握しにくいこと、
冬場は玄関から入ってきた冷気が階段を通って2階へあがっていってしまうこと・・・など
廊下があることで様々な弊害が出てきます。
「広がり間取り」
リビングを中心に部屋が連なっている間取りです。
リビングに吹抜けを設けることで家族の気配が伝わります。
プライバシーのある部屋は夫婦寝室のみとし、
他は引戸を多用して広い空間になるようにします。
「LDK間取り」と「広がり間取り」では同じ建坪のお家でも、
廊下がない分「広がり間取り」の方が建坪は小さく、でも広々と住まうことができます。
実際に私も築20年の実家が「LDK間取り」なのですが
廊下をなくせば風通しがよくなるのに・・・と昔からよく言っていました。
皆さんの身近なお家の間取りはどの形ですか?また、どんなお家にこれから住みたいですか?
住まいの講座は、「どんな住まい方をしたいのか」をじっくり考えて頂く良い機会になると思います。
この他にもまだまだ建築の工夫・知識を伝授します!
ご興味いただけましたら、お気軽にお問合せください。
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(古瀬)
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