以前、家族で外出して夜に帰り玄関を入ると、すごく杉の良い香りがします。
リフォームして何年も経っているのに、なぜ今日だけ変なくらい香るのか???
居間に行くと、杉の床に朝からつけっぱなしでアイロンがあててあり、慌ててとると、
黒い炭がアイロンの形で有りました。
床が焦げたことより、もし火事になっていたらと思うと、ゾーとしました。
炭が断熱材となって下まで焦げていなく、2㎜ほどの炭をサンドペーパーで
こすった後がこの写真です。
これがもし無垢の床板でなく合板の床だったら、合板は2~3㎜の薄板を接着剤で幾層も貼りあわせてあり、
2㎜ほど焦げた下は
下まで焦げぬけて床下の断熱材で火事になっていたかも知れません。
もっとペーパーをあてれば消えるのでしょうが、今ではこれも我が家の歴史ですし、
ユーモラスで愛着も有ります。 無垢の木で良かったと思った出来事でした。 (大畑)
大阪で自然素材・国産材等、環境に配慮した注文住宅の木の家を建築するならコアー建築工房にご相談下さい