先日、外出する際に、肩に掛けたカバンが玄関先の傘の柄に引っかかり、
傘立てごと倒れ、大きな音とともに傘立てが割れてしまいました。
陶器製のその傘立ては、結婚時に母親から持たされたものでした。
母曰く、頂き物で高価な物だったらしいのですが、
私の好みとは程遠く・・・でもそんな贅沢も言えず渋々使っていました。
使い続けて10年以上経ち、その存在感のせいで
家族から嫌な顔もされてきましたが、修復不能なほどに割れてしまい、
私の中では喪失感と妙な安堵感が複雑に交錯して何とも言えない感じでした。
「あ~あ・・・」と、バラバラになった傘や陶器の破片を拾いながら
ふと見ると、懐かしいものが!
子供用(赤ちゃん用)の13.0㎝の靴!
小さい!!
「あー!こんなところに・・・!」思わず声が出てしまいました。
次男がヨチヨチ歩きの頃に買った靴で、本人も大のお気に入りでしたが、
それを後に三男が歩き始める頃に履かせようと思ったら
片方だけ無くてずいぶん探しました。
片方しか無いのはどうしようもないので、やむなく捨ててしまったのですが、
まさかもう一方が傘立ての底に沈んでいたとは。
次男がお気に入りだったので、手にして遊んでいるうちに
ポイっと入れてしまって取れなくなってたんでしょう。
今更見つかったこの靴・・・
三男もすでに19~20㎝の靴を履くようになったので、どうしようもないのですが、
すぐに捨てる気になれず、まだ玄関に置いたまま。
近々捨てようとは思ってますが。。。
皆さんのお家でも、思わぬ所に懐かしのモノが隠れてないでしょうか?
(山本)