少し前に岐阜県の養老天命反転地に行ってきました。
緑がいっぱいでとっても気持ちのいいところでしたよ!
養老天命反転地は、現代美術家荒川修作と、
パートナーで詩人のマドリン・ギンズのプロジェクトを実現したテーマパークだそうです。
広大な園内には、9つのパビリオンが点在し、
くねくねとした道やでこぼこの丘などがあり、
歩いているだけで意外に体力を消耗します!
斜めのパビリオンでは平衡感覚を失ったり、
対になっていているパビリオンがあるので
あれ?この建物さっき見たよな…?と
自分がどこにいるのかわからなくなったりします。(本当です!)
ここは床を反転させた天井があり、地面が波打ったようにくねくねしています。
建築と身体との関係を変える実験的な建築物だそうです…
(む、難しい…)
このパビリオンは屋根が岐阜県の形をしているんです!
岐阜県にちなんでのことと思いますが、面白いと思いました。
中にはソファやベッドが壁によって分断されていたりして
かなり不思議な空間になっていました…
そしてここも天井は地上と反転したようになっています。
だからこのように天井に椅子が刺さっていたりします!
(見えますか?)
一番印象に残っているのは「切り閉じの間」という空間で
真っ暗な通路を手さぐりで進んで行きます・・・
本当に何も見えず、恐怖と不安ですぐに出てきてしまいました。
視覚を奪われるのはこんなに怖いことなのかと思いました。
他にも面白いパビリオンがたくさんあるので少し遠いですが、
もし近くに寄られる際は行ってみてください!
養老天命反転地のHPにはこのテーマパークの使用方法が
説明されていて、これがまた面白いのです!
ぜひ読んでみてください!http://www.yoro-park.com/j/rev/index_a.html
そして行く機会があれば使用法どおりに実践してみてください!
世界を反転させることができるかもしれませんよ。
(樋笠)