GW地元山口県に帰ってきました。
今回は知人が遊びに来たこともあり、張り切ってレンタカーを借りてドライブです。
宇部・下関は土地勘がありますが、今回は北部 秋吉台と萩を訪れました。
道すがら日本最大のカルスト大地(石灰岩で出来た大地が雨水などの浸食を受けて出来た地形のこと)
があることで有名な秋吉台を通りました。ツーリングの団体が多かったです。
絶景!!秋芳洞や秋吉台を訪れたことで改めて山口の自然の豊かさを体感できました。
そして最終目的地
激動の幕末、明治維新に奔走した志士たちの足跡を残す萩へ。
海、山など豊かな自然に囲まれた町
お庭から夏みかんの木が枝を伸ばしている光景が、あちこちに見ることができます 。
(萩は夏みかんが特産品で道の駅などにたくさん売られています)
明治維新で武家社会が崩壊し、禄をもらえなくなった武士のため夏みかん栽培が奨励され、
このような光景を作ったのだそうです。
城下町エリアには、 高杉晋作・木戸孝之の生家や明倫館や、豪商のお屋敷、萩城跡やら見どころが沢山でした。
上の写真は、かつて武家屋敷が立ち並んでいた場所に位置し、萩城・菊ヶ浜へ向かう通りにある萩高校前です。美しいです。
これほど環境が見事な高校も珍しいのではないでしょうか。
近くには指月公園に白砂と青松の菊ヶ浜。町の中心にありながら周囲はほとんど車の通行がなく、迷路のような土塀と旧家と夏みかん畑が広がるのみ。
校舎、体育館共に白壁瓦屋根、タイムスリップしたみたいです。
実は高校時代部活の遠征で萩高校を訪れた時から素敵だなと思っていて、こんな学校に通えたら…と憧れていました。(なんだか自転車通学や部活のランニングする姿が絵になると思いませんか?)
ただ散策を楽しみながらも「この地域、景観条例とかあって新築建てずらいやろうな~」と、思ってしまう辺り現実に引き戻されて思わず苦笑いです(笑)
徹底して歴史・景観を生かす建物、町づくり。素晴らしいです。
10年経って訪れた今でもそんな風に思わせてくれる素敵な町・萩でした。
←かつて部活で走り込まされた菊ヶ浜と、指月山…。良い思い出です。
(松永ちほ)
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