先日、建築家の竹原義二氏 設計の豊中市にある「あけぼの幼稚園」に伺いました。
豊中市内の廻りは高層マンションが立ち並ぶ都会の真ん中にこの幼稚園は位置します。
しかし、園の中に入ると緑の自然に囲まれた園内に元気な子供たちが走り回っていました。
そこへ自然を邪魔しないように、園舎が佇んでいます。
最近は子供が転んだときに手を付かずに顔から転ぶ子供が多く、受身が上手に
出来なくなっているそうです。しかし、この園では、子供たちが自然とふれあいながら
元気に走り回り、転んでもすぐ立ち上がり少しの擦り傷では泣かずに、のびのびと
楽しんでいました。
室内空間も、同じ形の教室が並んでいるのではなく。それぞれが個性的で、沢山の無垢の木が
使用されていて子供たちの慣性が豊か育つ空間になっていました。(千原)