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奈良福智院(重要文化財)拝礼!

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みなさま おはようございます!    住まいの相談室です!

昨日は奈良市の高畑町に、敷地調査に行ってきました。

お施主様から、福智院は歴史あるお寺と お聞きしましたので、

拝礼させて頂きました。

測量を済ませ‥重要文化財である ”福智院”を拝礼してきました。

とても いい本堂があり 紹介させて頂きます。 寺伝では、奈良時代に

聖武天皇の勅願により、玄眆(げんぼう)が清水寺を建立し、その経蔵を

鎌倉時代に本堂として、再興し福智院と称したと伝えられています。

 

本尊は福智庄(現奈良市狭川町)において建仁三年(1203)に造立されたが、

その後、まもなく興生菩薩叡尊上人に依って現在地に移され、建長六年

(1254)福智院が創建されたと見ることが出来るとのこと。

 

天平年間、僧玄昉(~746) 行基、良弁等と共に岡寺の義淵に学び、726年入唐、

735年に五千余巻の経典と仏像を持って帰朝)が、この清水の地に地蔵菩薩を

本尊とした清水寺を創建、中世に廃壊し、建長六年、興福寺大乗院実信僧正が、

福智院地蔵堂の造立供養をしたが、これは清水寺の再興であると述べています。

 

外観は重層の建造物のように見えるが、一重の裳階つき(方一間の身舎に、

四方に四間のもこしが廻る)

で屋根は寄棟造り、本瓦葺で正面に一間の向排がついています。内陣には

和様を主体とする頭鼻に天竺様繰形が用いられていて、

和漢折衷の造りとなっています。

 

マカラ宝印の説明‥

この宝印は福智院伝来の印で、他に類を見ることが出来ない珍しいものです。

これは 「マカラ」(サンスクリット語で「鰐」の意)と呼ばれ、鰐、象、龍の複合

した神話上の聖獣で巨大な渦を胴としています。

印の真中に「卍」がありこれはお釈迦様の胸などに表される瑞兆の相で、

吉祥のしるしとして用いられます。

聖獣が葺き出す巨大な渦によってあまねく世界に仏法による吉祥の兆し

が行き渡るようにと願って造られたものです。

本堂内陣と山門の幕に寺紋として用いられています。

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機会があれば、一度 見学は如何でしょうか!

みなさま 暑い毎日ですが、ご無理せず ご自愛くざさいませ!

住まいの相談室  (Y: 松永)

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