先日、大阪市北区西天満にある和食の老松喜多川様の店舗が遂に完成しました。
10年前より西天満にお店を出され地域に根付いた和食のお店です。
お店のテーマはオープンキッチン。
料理をしている姿をカウンター越しから見ることができます。
料理はコースとなっていて次に出てくる食材を目の前で調理され盛り付けまでの作業を眺め
られ目でも楽しむことができます。
店のつくりは和を基調に素材自体も拘りを持った造りとなっています。
都会の真ん中にひっそりと佇む店構え
店の玄関庇には北山杉の磨き丸太を使用し和の設えに

玄関を入ると通り土間 諏訪鉄平石と豆砂利洗い出しで客室へと続きます

客室に入ると先づ欅の一枚板がお出迎えその先に調理場が見渡せるオープンキッチン。
調理の姿を見ながら食事を楽しむことができます。

客室脇には床の間を配置しています。
赤松の床柱と屋久杉の落とし掛けを使用し季節に応じて軸と生花で演出されています。

個室は落ち着いた茶室のような雰囲気


襖紙は京都の唐紙

そして、お料理は季節の旬な食材を丁寧に調理され
店主拘りの器と綺麗な盛り付け、出汁のきいたお料理を目と舌で楽しむことができます。










2階は食事を終えた後の寛ぐ場として器などを飾るギャラリーとしてお酒を飲みながら
余韻を楽しむことができます。

とても上質な時間を堪能させて頂きました。
オープンは1月28日から予約制となっています。

施主 老松 喜多川
設計 5house 尾崎大介
施工 株式会社 コアー建築工房
https://www.oimatsu-kitagawa.com





