年末に大掃除をして新年を迎えた方も多いかと思います。
コアー建築工房でも毎朝掃除をしており、お盆の時期の夏季休暇と年末年始の冬期休暇の前には社員全員で社屋の大掃除を行います。
昨年末も大掃除をして気持ちよく新年を迎えることが出来たのですが、そろそろ1ヶ月経ちますし、綺麗な職場を維持できるように、先日、普段の朝の掃除の時間に年末からの汚れが残っていそうな場所を探して掃除をしてみることにしました。
パッと思いつくのはやはり高い場所でしょうか。
時間さえあれば据え置き家具の上や吊下げの照明などは雑巾がけしていてもよさそうなものですが、建具の鴨居や梁の上などは目がいきにくい場所のようで、雑巾が真っ黒になるくらいに埃が溜まっていました。他にも、エアコンの掃除はしても、エアコンの壁を伝う配線カバーの汚れは落としていませんでした。


伸縮するモップやふわふわのはたきがあると便利です。
埃を落としたら、忘れず床も掃除しましょう。
さらに高所に目をやると、吹抜にある窓やシーリングファンもあります。

窓は水拭きすると水滴の跡が残ったりしてしまいがちなので、拭き掃除で済ませるならば乾いた雑巾で拭くのがいいと思います。
目に見えない汚れもあるかと思って、気が付いたのが手摺です。


階段や吹抜などにありますが普段何気なくみんなが触るものなので、定期的に清潔にしておいた方が無難かもしれません。ドアノブや引違窓のクレセント錠なども同じことが言えるでしょうか。
うちの場合は社屋なので多くの人が行き来するということもあり、こんなご時世なのでアルコール消毒でさっと拭いておきました。
先程ちらっと鴨居を話題に出しましたが、引戸はレールの溝まで綺麗にしておきましょう。レールや戸車にゴミが溜まると当然建具の動きが悪くなりますし、故障の原因となります。


戸車も時には点検をしましょう。手回しのドライバーがあれば簡単に脱着可能です。建具を外す前に、外した建具の置き場所を決めて、床などを傷つけないように布などを敷いておくとバッチリです。建具が重い場合は一人で作業しないようにしてください。
大掃除をして綺麗にしたつもりでも、意外と汚れを残したまま年を越していたことに驚きました。
建物に限らず車や鞄の中身でも、片付けたいなと思っていても、ついつい後回しにしてため込んで、なかなか手が出せないということもあると思います。
とれる汚れはとれる内に、気付いた時に対応してあげるのが、綺麗を長持ちさせる一番の秘訣なのかもしれません。
(後藤)



