今回はアラカシという植栽を紹介させて頂きます。
前にシラカシという木を紹介しましたが同じブナ科の常緑樹でよく似ています。
特徴は生育旺盛で良く茂るので、目隠ししたい場所や、高い生垣として利用されることが多い庭木です。
葉の分量と樹木全体のバランスがよく、重たい印象にならないのもうれしい特徴です。
植える場所は大きく育つので広いスペースが必要です。
葉は葉脈がくっきりとしていて先端が急にとがっています。
樹皮はやや緑がかかる灰褐色。秋にはどんぐりが実るのも楽しみです。
アラカシのどんぐりはシラカシより大きいです。
アラカシの「アラ」は、葉の縁がギザギザで粗いこと、枝の出方が粗いことなどにちなみ、材が堅いことなどから「粗い堅し」が転じて「アラカシ」となったようです。

