先日、東日本大震災の特集記事として『畠山氏』のインタビュー記事がありました。
ご存知の方も多いかと思いますが、森林ツアーの報告と兼ねてご紹介させて頂きます。
NPO法人『森は海の恋人』の理事長をされておられる カキ漁師の 畠山 重篤さんです。
震災で壊滅的な被害を受けて今なお話題ですが、気仙沼の海で漁師をしている畠山さんは
気仙沼の海が荒れて、カキが生産できなくなり漁師が減っていく中で何とか【青い海】に戻し美味しいカキを提供できることと
海を蘇らせなければ生きていけない・・・そんな状況の中で、『森』にたどりついたといいます。
日本の里山から、戦後植林で人工林になり、外材の輸入により放置される山が増えて
光が入らず、下草が生えず、根が土をつかめず、土が乾いて大雨が降ると土砂で流れてしまう。。。
山がきれいな水をつくり、海に魚を集めてくれるのに、逆に自然災害を引き起こす要因をつくっていることになります。
先日の森林ツアーでは『植樹』をさせてもらうことができました。
80年生ほどの杉の山を伐り、植えて手をいれてきてくれた先人に感謝すると共に
また次の代にもこの日本の美しい風景や、自然の恵みを残す為に・・・
ささやかながら、自らの手でひとつ命を吹き込めたことに、感動させて頂きました。
森林ツアーで案内してくれるのは森のスペシャリスト達です!
自然と対峙しながらお仕事をされている方からは、あたたかく大きなエネルギーが伝わってきます。
畠山さんもそうですが、顔から優しさがにじみでるような・・・
畠山さんの本も出版されていますので、ご興味をもたれた方はぜひご覧頂ければと思います。
次回の森林ツアーは7/28です!百聞は一見にしかず!スペシャリストに会いに行きましょう!
長い話になってしまい、すみませんでした(田深)
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