記事一覧

吉瀬社長へインタビュー!

吉瀬融のProfile

1972年 福岡県立浮羽工業高校 卒業
1972年 トーヨド建設(現在の積水シャーウッド) 入社
1982年 ダイヤシステムハウジング 入社
1989年 コアー建築工房 設立

【家族構成】妻+長女+次女
【趣味】バスケットボール・ゴルフ
【座右の銘】『敬天愛人』・・・天をうやまい、人を愛すること

 

工務店を経営しようと思ったのはなぜですか?

35歳で住宅メーカーを退社し、約半年トレーニングセンターに通いリフレッシュしていました。そんな時に、前の勤務先の社長から「他社に勤めるくらいなら独立したらどうか、独立するなら協力する」と言っていただいたことがきっかけとなり工務店を始めました。

 

吉瀬社長にとって「家」とはどんなものですか?

家とは、安らぎの場であり、身も心も落ち着ける場だと思います。また、子供にとっては「無意識の教育の場」でもあります。

家の良さは、五感で感じ取るものだから言葉では表現しにくいものです。何かしら良い、なんだか落ち着く、和むなど曖昧な言葉が多いのは理屈ではないからだと思います。この理屈ではない空間は、明るいと暗い(陽と陰)、高いと低い、静と動、目線の上下、細いと太いなど相反するものを一つにして考えるとより豊かなものとなります。今の時代、その一方だけを欲しくなりがちですが、絶えず交互に感じられることが出来るならば、こんなに素晴らしいことは無いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

吉瀬社長の目指す住宅を教えてください。

人と環境にやさしい、家づくりを考えています。また、地域性を持った工務店でありたいと思っています。

 

休日はどんなことをして過ごされていますか?

休日は地域のボランティア活動に取り組んでいます。
地元堺市の古紙を使ったトイレットペーパーの開発・販売をする「NPO法人 堺エコネットワーク協議会」の事務局長をはじめ、自治会の役員、堺のバスケットボール協会の会長などと多忙ですが、地域にお返しするために汗を流しています

 

日々、気をつけていることはなんですか?

早起きと感謝の心を持ち続けることです。

 

吉瀬社長にとって大切なことは何でしょうか?

「嘘」のない姿勢、「真摯」な姿勢を崩さないことです。
社員や専属大工24名、こあー倶楽部(協力業者) 、志清会(協力業者二世) の勉強会、交流会を通じて、お施主様や近隣の方に対するモラルの向上の努力をしています。完成後のアフターメンテナンスも当然に大切ですが、建築途中の「嘘」のない姿勢や「真摯」な姿勢で接することや仕事へ取り組みが大事だと思っています。

また、良い家づくりを担う人材育成も大切だと思い、力を入れています。 専属大工に弟子をつけ、弊社が弟子の給料を半額負担し棟梁の元で仕事を学ばせています。5年間の修行の後は独立して専属の大工として頑張ってもらいたいと思っています。この5年間で、技能はもちろんですが、モラルもしっかりと学んでほしいと期待しています。例えば、作業中であっても手を止めてお施主様の質問には丁寧に答える、材料が余ればお施主様の希望を汲みちょっとした棚を設けるなど、気遣いができることが大切です。これからの職人はそこで差が出ると思います。

 

 

 

 

 

今、一番夢中になっている趣味はなんですか?

小学生のミニバスケットボールチームを指導することです。

学生時代に熱中したバスケットボールは、サラリーマン時代も続け国体出場の選抜メンバーにも選ばれたこともあります。この経験を活かして小学生に教えています。