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2021年 メンテナンス教室が開催されました。

本来は5月9日に予定していたメンテナンス教室ですが、コロナによる非常事態宣言で6月13日に延期を致しました。ところが非常事態宣言の延長でどうなるか、と思いっていたところ、感染者数は減少傾向に転じ、やや落ち着いてきました。参加のご希望をお伺いしたところ、参加したいという方も多く、開催の運びとなりました。

メンテナンス教室として準備させて頂いた内容は、次の通りです。

・床のお手入れ

・板塀の塗装

・建具の調整

・左官のチリ切れ

・木工教室(お子様対象)

 

まずは、今まであまり紹介することがなかった舞台裏、準備の様子をご覧いただきたいと思います。

さて、下の写真は何でしょう?

正解は、「床のお手入れ」のための仕込みです。

キズを付けたり、鉛筆やクレヨン、水性・油性マーカーで線を書いたり、、、

醤油のシミを作るのには時間が掛かります。垂らした状態で放置!

 

開催日の6月13日は雨の予報だったため、外部作業となる「板塀の塗装」は出来ないだろう、ということで、室内でそれ風の作業を行って頂くためのブースも前日に設営致しました。

↓板塀の代わりがこれです。

当日も朝から、設営の残りや、木工教室の準備作業を行いました。

 

そして、いよいよお客様をお迎えします。

今回は、人数が控えめでした。10組29名(大人18名、子供11名)。これは昨年の半分ぐらいです。でも、おかげでソーシャルディスタンスも保てました。ご参加の皆様全員に、検温・手のアルコール消毒のご協力を頂き、実習開始です!

 

それでは、各ブースの実習風景をご覧ください。

 

床のお手入れ

場所は倉庫1階休憩室。鬼教官(ホントは優しい) 大谷の指導の下、皆さん床に付いた傷や汚れを落とす実習をして頂きました。

↓これが、実習セットです。

紙やすりやスポンジがありますね。

ウエスに水、どう使うのでしょうか???

実習されている様子です。テーブルにはアイロンも用意されていますよ。

当社の建てる家は、自然素材が標準です。床も枠類もムク(合板下地の張物ではないということです)。ムクの木であれば、凹みは水で濡らして放置したり、濡れた布を当ててアイロンで熱したら、膨らんでもとに戻る、という性質があります。戻りがよくなかったら紙やすりでこするという手もあります。こすっても下から合板がでてきた、といったことにはならないのです。

汚れも凹みもすっかりきれいになって、皆さん感心されていたようです。

 

板塀の塗装

今回は、朝から雨。なので、倉庫内1階に設営されたブースでの実習となりました。

指導担当は私 梅谷。道具や塗料の説明、塗装についての注意事項等を聞いていただいた後、マスキングから実習は始まりました。

塗装で大事なのは、マスキングです。塗ってはいけないところに塗料が付かないようにマスキングテープを貼ります。今日はやらなかったですが、床や塀に塗料が落ちても大丈夫なように養生するのが大事であり、かつ大変な手間のかかる作業なのです。

↑参加者の方が、マスキングをした裏面を塗られている様子です。養生さえキッチリしておけば、やさしくリズミカルに刷毛を動かしていただければ、それなりに綺麗に仕上げることが出来ます。

 

建具の調整

本社1階で行われました。

指導担当は理系教官 貝渕。

実習は、サッシ網戸のお手入れ。外し方、取り付け方、調整の仕方などです。吹き付けるだけで、途端に動きがスムーズになるシリコンスプレーの利用の仕方も説明。

他に、木製建具(部屋にある実物)のコマの調整や掃除方法などを紹介しました。

また、部屋にセットされたモニターでは、障子の張り替えの仕方を見て頂きました。

 

左官のチリ切れ

場所は本社地下エコショップ。

脱力系教官 田茂井が指導を担当致しました。

↑これは指導教官による模範作業の様子。

階段の段板と壁の取り合いに、ボンドコークを打っているところです。青く見えるのが、マスキングテープ。テープを貼らず打って、濡れたタオルやスポンジで拭き取る、という方法もありますが、はやり一手間かけてマスキングをした方が、仕上がりは綺麗です。

↑参加者の方に、実際に打って頂いている様子です。

左官の壁は、柱の天井の取り合いなどでわずかな縁切れを起こすことが多いです。木は乾燥が進むと、僅かに縮みます。また若干の曲がりや捻りも発生することがあります。

なので、それらと壁と取り合いに、僅かな隙が出来ることになります。ボンドコーク打ちは、その隙が気になる、という方向きのメンテナンス法です。

但し、壁は自然素材の塗り壁、柱は杉のムク、そこへ樹脂系の物を打つことになりますので、そっちの方が気になる方は、「自然素材ゆえ隙間も風情」と割り切っていただくのも手かと思います。

 

木工教室

 最後に、木工教室の作品を見て頂きましょう。

お父さん、お母さんが実習で各ブースを回っている間、お子様たちは倉庫の片隅に設けられた作業台で、「ピンボール台」みたいな物を作って頂きました。

一心不乱に釘打ちをした後、絵を描いて完成です。

良い天気の日だったら、外で水鉄砲遊びなんかも楽しんで頂けたのですが、今回は雨天のため無し。その分、木工に集中してもらえたので、質の高い作品になったのではないでしょうか。

 

以上で、メンテナンス教室レポート終了であります。ご参加頂きましたホームオーナーの皆様、ありがとうございました。いくらかは、お役に立てて頂けそうでしょうか?

大切なご自宅を、末永く快適に過ごして頂くため、ぜひご自分でメンテをなさってみてください。お疲れさまでした。

 

(梅谷)