こんにちは、住まいの相談室の駒形です。今日は母の日ですね。
母の日に、ちなんで?というわけではないですが
コアーで古民家再生のbefore afterを見ていると
母の実家を思い出します。

山形の母の実家の風景。
田んぼや畑、ビニールハウスばかりです。

実家です。築100年以上の古民家です。
壁は土壁、畳の続き間、土間。
冬は雪も積もるのでやはり寒いですが、この雰囲気が好きです。
屋根は雨漏りがひどかったので、変えてしまったのですが…
居住空間は1階で、上にロフトがあり、昔はそこで蚕を育てていたのだそうです。
うちの母の実家の面白いところが

この門です。
蔵門?長屋門?なんというのか知りませんが、
友達には「何だこの門 笑」とよく面白がられてました。
主に農機具や米を置いておく倉庫みたいな場所になっています。
私が生まれる前は乳牛小屋にもなっていたそうです。
昔は変な作りだなーと思っていましたが
建築の仕事に携わるようになり、日本の古き文化の1つなんだろうなと思うようになりました。
田舎の山形でさえも周辺の家を見ると、もうこんな家や門は少ないです。
最近は京都などで古民家を改修してお店として活用しているところも
増えていますし、
日本の文化として、これからも姿が残っていけばいいなと思います。
(駒形)