今日は少し真面目な木のはなしです。
日本の面積の約70%は森林です。
なのに、木材を海外から輸入したりしています。
これはどういうことでしょう。
海外の木材の方が、日本の木材よりも安く手に入るからです。
どうしても安いお金で建築しようと思うと、安い輸入品を使わないといけません。
そうやって日本の木は使われなくなり、林業は衰退し、ますます木が使われなくなり・・・と悪循環です。
そこで!!!!!
以前にまみたんイベントで、子供たちに「日本の木」のことをもっと知ってもらうために作ったポスターがあります。

これが日本の林業を守る、良いサイクルです。
「でも森林伐採したらダメなのでは??」と、よく聞かれます。
むやみに伐採するのはいけませんが、“ほどよく手入れ” はしないといけません。
木が密集すると、根っこまでお日様が当たらず、しっかり根付きません。
根っこが弱い木は、地震や台風、豪雨などですぐに倒れてしまい、こんな風に土砂崩れを起こします。

しっかり根を張った山にするためには、人間が手入れしないといけないのです。
果物を育てる時、甘く大きな実にするために、あえて、他の実を刈り取ったりしますよね。
それと同じです。
健康な山、健康な木をつくるには、どうしても人間の力が必要です。
コアー建築工房は、紀州(和歌山県)の木材を構造材に使用しています。
和歌山の杉の木は、とても強くてまっすぐで、家の材料としてとても優秀です。
小さなお子様は、「木の良さ」を一番知っていて、
コアーのモデルハウスでは寒い冬でも靴下を脱いで、床にゴロンとしています。
是非一度、木の香りや肌触りを感じに、モデルハウスへ遊びに来ませんか?

(川嶋)




大阪で自然素材・国産材等、環境に配慮した注文住宅の木の家を建築するならコアー建築工房にご相談下さい