こんにちは!住まいの相談室の細見です。
少し前に竹中大工道具館へ訪れたので、そのことについてお話しようと思います。

竹中大工道具館は兵庫県神戸市にある施設で、日本で唯一大工道具を展示している場所でもあります。なので大工さんを志している方や建築を学ぶ学生さんも多く訪れるそうで・・・。
私も訪れたきっかけも、コアーの先輩やパートさんからも「すごいいいよ!」と推され、ずっと気になっていたので行きました!
早速エントランスに入ってみると

木のルーバーが流れ方向に並んで、とても空間が広く感じます。また照明もルーバーの間に収まっていたので、より屋根の形が強調されきれいでした。いろんなデザインチェアも置いてあったので、インテリアとお庭の両方楽しむことができました。
その先に進んでぐるっと階段を下りると、大工道具の展示がたくさんありました。ただ大工道具が展示しているだけではなく、現代の道具になるまでの経緯やその過程で消えた道具や技について学べます。
実物もたくさんあるので、細かいところまで見れてとても面白かったです。が、肝心のお写真を撮り忘れていました。一枚だけ道具の写真を撮っていたのでこちらだけ。。。

あとは昔の大工さんの言葉や手書きの技術ノートも残されています。



図面を見るとすごい細かく、これを手書きで書いていることが私には驚きでした。特にこの時代の大工さんは図面も書いて家も作っていたので、本当にすごいですよね。

また大工さんや道具について学ぶだけではありません。いろんな樹木のかんな屑を触ったり匂ったり、実際に組み木を触ってみたりと、木に関することも体験して学べるのでとても勉強になった1日でした。
ぜひ木造住宅を見ている皆さんにも見てほしい施設だなと思います。
細見



