新年おめでとうございます。
1月といえば、おそらく1年の中で一番神仏にお参りや、考える事が多い月ではないでしょうか?
特に、デジタル化が進む現代では自然や目に見えないものに対する畏敬の念によって行動することが少なくなってき
ています。
ですが、私たち建築に携わる者にとっては、依然としてそういったものを大切に受け継いでいます。


その中で、六曜という暦注を建築儀礼の日時決定の目安としています。
『先勝』午前中は吉、午後は凶
『友引』朝と晩は吉、正午は凶
『先負』午前中は凶、午後は吉
『仏滅』終日が凶
『大安』終日が吉
『赤口』基本的に凶、但し午の刻(午前11時~午後1時頃)のみ吉
これらの日柄を参考にして、地鎮祭や上棟式を執り行います。
それ以外にも、中段十二直などの暦注もあります。ここでは省略させて頂きますが、機能性や、性能だけでなく、こ
の国の長い歴史の中で、先人たちから受け継いできたもの大切に家づくりを進めていくと、我が家に対してより愛着
が深くなると思います。
(住まいの相談室 山内)