・お勝手の門やアプローチ計画調査!










みなさまこんにちは!
住まいの相談室 技術管理部の松永です。 堺市西区にある住宅の数寄屋の庭
造り等の計画であります。数寄屋建築の家づくり、庭づくりは奥が深い!
小さな空間に込められた美意識の宇宙であります。
桃山時代、豪華な書院造りの座敷(広間と呼ぶ)がつくられたと同じ時期に、小間
(小座敷、囲い、数寄屋)と呼ばれる茶会専用の座敷・建築が一対で作られるよう
に成りました。 小間とは、大きさ四畳半以下の茶室敷であり、堺の町衆であった
武野紹鴎(じょうおう)をへて、千利休が、土壁仕上げで、竹を使った草案風茶室
の新形式を大成します。利休の弟子・山上宗二によれば、茶室意匠の良し悪しは
(作意)(作文)=創意工夫があるかどうかにあるといいます。
草案風茶室の全ての要素が利休の作意によるかどうか確証はありませんが、
利休は、壁絵など装飾をなくし、かなり簡素に仕上げた紹鴎の茶室を、ほとんど
壁で閉じ、壁の下地を見せた窓(下地窓)などから茶会に必要な光だけを取り入
れた”侘び”の空間にします。そして、一枚の板戸の半分の大きさの小さな入口
(躙口)、幅の狭い床、通常の四文の三の長さの茶立畳(台目畳)、室内に立て
た、構造とは関係のない意匠上の独立柱(中柱)などによって、最少で二畳(一畳
台目)までの様々な種類の茶室をつくりました。
・今回は数寄屋建築の庭づくり計画です。



住まいの相談室 技術管理部
By:松永

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