依頼があって、築90年の古民家の現場調査に行ってきました。

立派な構えの門は、過去の世界への入口のようです。
こんな立派な家で暮らしたことはないのですが、
懐かしい気分になります。

屋根や外壁は、90年の時を経て傷んではおりますが、
堂々たる風格を感じます。

このアングル、日本の正しい古民家の姿、だと思います。

大きな梁は、今の家では見られない構造材。
古民家ならではの、迫力ある造形です。

タイムスリップネタにふさわしい小道具、柱時計が掛けられていました。
振り子が揺れ、ボーンボーンと数で時刻を知らせてくれます。
「ご縁があってこの家の再生工事ができますように!」
そう願って、現地を後にしました。
(梅谷)