今季一番の寒気が南下し、西日本では真冬並みの寒さになりそうな1日ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
北日本中心に気圧が大きく変化しそうなので、
天気頭痛など気圧で体調を崩される方は注意が必要そうですね。
このような気象病にも気を付けなければいけませんが、
寒い時により気を付けなければいけないのが低体温症です。
低体温症とは深部体温が35℃以下の状態で、
温度によって軽症~重症に分類されています。
深部体温とは、体の中心・・・つまり脳や内臓などの臓器など内部の温度の事をさし、
その温度は一定に保たれているとの事。
なので低体温症とは、体の中が35℃以下と通常よりも内部が冷たくなっている状態に
なっているというわけです。
そのようになると、身体の震えや判断力の低下など様々な症状があらわれ、
体温が下がるにつれ呼吸や心拍が弱くなり、最悪の場合は命の危険もでてきます。
しかもこの低体温症は、本人の自覚がないまま進行してしまうこともあるので
注意が必要なんです。
雪山や屋外ではなく、屋内にいるからと安心はなさらないでください。
なんとこの低体温症、実は多くが家などの屋内で発生しているんです。
厚生労働省の発表では、熱中症より低体温症の方の方が多かった年もあるそうですよ。
暖房器具が苦手な人もおられるとは思いますが、厚手の靴下やひざ掛けなどの着る物や、
食べる物で身体を温めるなど低体温症の予防方法もありますので、
気になるかたは一度調べてみてくださいね。
まだまだ厳しい寒さが続きます。
皆様、体調管理にはお気をつけください。
(総務 久原)



