今年入社した新人さんたちは、7月からそれぞれの部署に配属となりましたが、わが技術管理部(通称 工事部)に配属されたのが、今日紹介する竹山社員です。
彼とは、新人歓迎会でたまたま席がすぐ隣になり、その時マスクを外した顔もしっかり見たし、一度社会に出た後、建築の学校で学び直し、今回社会人再デビューなんていう身の上話なども聞いたこともあり、ほぼ初対面でいきなり親しみを感じていたので、コイツは技術管理部に来るに違いない、と勝手に確信しておったのですが、来ましたよ、当たり!(笑)
そのわりには、研修期間中は一度も現場同行無し(笑)。技術管理部に配属になってから、初めて彼を連れて現場に行きました。私の場合、メンテや中小規模のリフォームが主戦場なのですが、今回同行してもらったのもそんな現場でした。
他社建築の木造2階建て住宅。1階リビング掃き出し窓の上部分のクロスがめくれていました。その窓の真上がバルコニーになっていて、クロスのめくれは雨漏りが原因であるかもしれません。それを調べる調査が「水がけ」です。まさに文字通りの作業で、雨漏りが発生しやすそうな場所に一人が外部から水をかける、もう一人が部屋内で水が漏れてこないか、を観察するといったもの。これを、少しずつ場所を変えて繰り返し、雨漏りしている場所を見付け出す、という実に地味で手間のかかる調査です。

結局この日の調査では、水の侵入が認められず、「クロスのめくれの原因は雨漏りではないであろう」という判断となりました。掃き出し窓という大きな開口の角辺りという、躯体の歪が出やすい場所でのクロスめくれだったので、そちらが原因であった可能性が高いと思われました。
なので、今後は“念のため”に雨降りの日に漏れがないか見てもらうとして、とりあえずクロスのめくれは補修しておくことにしました。

↑これは、彼がボンドコークを片手に、ローラーを使って補修作業をしている様子です。たぶん、彼にとって生まれて初めての作業だったと思いますが、そつなくこなしておりました。お疲れ様。
今後は当分の間、新築現場管理手伝いを、1年先輩の石田社員とタッグを組んで行っていくことがメインになるでしょうが、たまには私と地べたを這いずり回るような作業もやって頂戴!
そんな竹山社員のマスク似顔絵を描いてみました。マスク似顔絵シリーズ第3弾です。

竹山社員の風貌はちょっとチャラい印象なのですが、しゃべると飛び出してくるのが「鹿児島訛り」。その朴訥とした響きは、私が大好きな沖縄の言葉とイントネーションが似ているところもあり、癒されます。
彼の似顔絵を描きながら「何かに似ているな」と考えていたのですが、答えが分かりました。河童です(笑)。私、河童には会ったことはないですが、間違いない!。それに気付いてから、頭にお皿を描きたい衝動に駆られましたが、何とか抑えました。
すでにしっかりとキャラは立っているので(笑)、あとは実力を付けてアピールしてください。技術管理部の一番星になって頂くことを期待しております!
(梅谷)



