住宅購入を検討している人にとって、住宅ローンの金利動向は気になるところだと思います。
そこで、住宅ローンの金利の仕組みについて、基本的な金利のしくみを理解したうえで、今後の金利の動向を注視し
てください。

住宅ローンには、固定金利と変動金利の2種類があります。
・固定金利・・・長期金利に連動(長期国債である10年物国債の利回りを指標)
・変動金利・・・短期金利に連動(金融機関が優良企業に1年未満の期間で貸し出す際に適用する金利「短期プライムレート」を指標)
上記のうち、変動金利の指標となる短期金利は、日銀の金利政策と連動しており、2016年
のマイナス金利政策以降、マイナス圏で推移しており、適用金利も低金利が続いている。
固定金利の基準となる長期金利も2018年12月ごろから、下落基調となっており現在マイ
ナス圏で推移しているが、金利引き下げの余地が少ないため、現状で推移しそうです。
但し、日銀の国債買入も限界だとの話も出ている為、状況により固定金利から引上げされて
いく可能性もあるため、今後の金利の動向には注意が必要です。
可能であれば、今現在は借り時であるともいえます。
(住まいの相談室 山内)