お家づくりの中で、楽しみにされている方も多いインテリアについてです。

もともとインテリアが好きだったり、好みのテイストがある方もおられますし
家づくりを機に考え始める方もおられます。
毎日過ごす居場所が、自分にとって居心地が良い事は、暮らしを豊かにすると思います。
コアー建築工房では【居心地が良い住まいづくり】を追求し続けているのですが
暮らしが豊かになる、そのヒントは住まいの講座(全5回)でもお伝えしております⭐︎
今週末からスタートします!

私は進路を考えた際に漠然とインテリアを学びたいと思っていたのですが
学ぶうちに、インテリアで叶えられる事と、建物でしか造れない空間がある事を知りました!
建物でしか造れない空間は、光や風、空間の広がりや視線の抜け、建物が創り出す美しさ…
建物で使う素材など、建築でしか造れない部分が沢山あるという事。
私は古民家再生に携わる中で、居心地が良くて自然と人が集まる空間や、建物の工夫で素敵だなと思う空間ができあがる事
永年に渡り、手を入れてでも住み続けたいと思われる家とはどういう建物なのか…
それは、造り手の想い・考え方が何を大事にしているかで変わると思いました。
そして、そこに共感できる事で今までと違う暮らし方も得られるのだと知り
インテリアを学ぶ前に、建築を学びたいと思うようになりました!
そして、そんな永く住みたいと思ってもらえる家づくりをしたいと思って今に至ります!
コアー建築工房では、その土地の気候風土や立地条件から、居心地の良い空間を考え
国産材を使う地域への想い、構造も含めて機能的で美しい、居心地の良い住まいづくりをしています。
その考え方は住まいの講座(全5回)でもお伝えしております⭐︎

お待たせしました。ここからやっとこさ、本題に入ります!
学生時代に世界中で永く愛される建築や家具、照明について学ぶ事もあり
ロングセラーとなっている物には、綿密なデザイナーの想い、コンセプト、設計、素材が複合してできており
今なお、時代に合わせて深化(進化)しながら受け継がれています。
私も久しぶりに本物に触れようと、ショールームなどに繰り出してきました。

PH 5 / louis poulsen(ルイスポールセン)
1958年の発売以来、世界中で愛されている傑作ペンダントライト「PH 5」。
北欧照明だけでなく、現代の照明を代表する最高傑作のひとつであり、60年以上が過ぎた現在も雑誌やテレビで取り上げられる不朽の人気照明です。
詳しく語るとキリがないのですが、眩しくない緻密な設計がこのデザインとなっていて
今回初めて知ったのですがminiタイプやカラーバリエーションも出ていました!

マルニ木工さんの家具も展示企画されていて、造り手の想いの詰まったムービーに見入ってきました。
100年経っても「世界の定番」 として認められる木工家具造りを目指しておられ、環境への想いなどコアーの考え方とも共感する所ばかり!

カリモク60さんも寄ってきました。
ロングライフブランドとして、こちらも日本企業で有名ですよね。
何年経ってもココロくすぐられるデザイン、使い込むほどに味がでる、年代問わず使い続けられる魅力を感じてきました。
目移りするほど沢山ありますが、今の年代で好きなインテリアを選び、また好みが変われば変えられる物と
使い込むほどに味わいが出る物は本当に気に入った物を選びたいなと思います。
建物は変えられないからこそ、あまり造り込みすぎず、シンプルで機能的で美しく創り
暮らしに合わせて変化できる、30年後も居心地が良いと思える空間をご提案したいと思います。
住まいの相談室 田深