昨日、ロスコ佐藤様が主催するネクスト研修にて
京都美山の茅葺の家を見学に行きました。


茅(すすき)を幾層にも重ね、下地材、中材、仕上げ材と茅の種類を変え特性を活かした
屋根のつくりになっています。
雨漏れを防ぐため急勾配になっており、約15~20年に一回葺き替えが行われます。
また屋根の方位によっても傷み方が違い、雪深い美山では、北側の屋根に残る雪の影響で
北側が痛み削れているのがよくわかります。



古の知恵でつくられてきた伝統の技
再生可能な原材料で、自然に調和したデザインを感じることができました。

縁から外を眺めると、軒が深く
安心感、居心地のよさを感じます。
美山では茅葺職人 西尾 晴夫さんが運営する
かやぶき民家を一棟貸してくれる宿があり、多くの外国人旅行客も利用される
日本が世界に誇れる文化が美山にはあります。
自然を受け入れ、そこに佇むような住まいをこれからも追及して
お家づくりの提案をしていきたいと感じました。
(上垣内)


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