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箕面と美原のモデルハウス

来年春の営業開始に向けて、先日箕面モデルハウスが着工・上棟致しました。

展示場は上棟ラッシュ。至る所にクレーンが停まり、作業をしています。

北摂地域の皆様にも、コアー建築工房で建てる木造の注文住宅を身近に感じていただけるよう、現在大工さんと職人さんが現場で工事を行って下さっているところです。

 

 

南大阪の方でも、2021年に堺市美原区にモデルハウスを建築し、オープンから早いもので1年半以上が経ちました。

木々の中に佇む美原モデルハウス。

箕面モデルハウスも植栽まで植わり完成する日が待ち遠しいです。

思えば、美原モデルハウスも更地の時があり、着工した際には私たちスタッフとしても今と同じような期待感がありました。箕面モデルハウスも安全に竣工するように願いつつ、今回は美原のモデルハウスの工事当時を振り返ってみたいと思います。

 

 

美原住宅公園の一角。写真は2020年の11月ですが、年内はまだ何もありませんでした。

年を跨いだ21年1月、基礎工事を開始しついに着工を迎えます。

同時期に同じく美原区にあるコアー建築工房の倉庫で、他の新築物件と同様に大工さんらの手によって構造材が加工され、上棟までの準備が着々と進められていきました。

 

着工から約1ヶ月で上棟。氷柱ができるほど寒い季節でした。

上棟から殆ど2ヶ月でオープンという、物凄くタイトな日程でしたが、なるべく多くの職人さんに関わってほしいという当時の社長の想いもあり、ここから沢山のコアーの大工さんが現場へ入って工事を進めていって下さいました。

 

 

また、工事期間中だった4月には、今年2年目を迎えて益々頑張っている若手の社員さんたちも入社して、現場での研修期間中に大工さんらと一緒に作業をしてくれました。

土間を養生する社員さん。本当に色んな人が携わってできた現場だと思います。

 

 

意匠に関しても、設計士さんと現場で打合せするなどして、普段の住宅では見ないデザインにも挑戦しました。

ダイニングキッチンの天井に貼った和紙も、上部を茶色で引き締めてくれ、木の色と白い左官とを調和させてくれているように感じます。

トイレや廊下の部分は内装の仕上げに杉板を使用しています(↑写真右側)。ここ最近の新築物件でも内壁仕上を一部板張りにして、木の雰囲気を味わえるような物件を見かけます(↓写真)。

モデルハウスの工事真っ只中の光景を、お客様が目にすることはまずないと思います。折角なので、完成した状態のものと合わせて数枚だけ、公開したいと思います。

上の写真は土間リビングの工事中の写真です!完成後と見比べて、面影を感じ取ることが出来るでしょうか?

 

↑ファミリークローゼット

 

↑2階寝室(奥は吹抜)

 

 

 

本当に短い期間でしたが無事に工事は進み、4月に入るころには外観が殆ど今現在と同じような姿になりました。中頃から植栽工事に入り、オープンへ向けて丁寧に仕上工事が施されました。

タイルには目地を入れて、2枚重ねになっているかのようなデザインとして細部までこだわりがあります。

 

 

 

 

こうして様々な人の力を借りて竣工を迎えた美原のモデルハウスは、2021年の4月末に晴れてオープンさせていただくことができました。

これからもコアー建築工房のモデルハウスとして、皆様との素敵な御出会いの場所となるよう願うばかりです。

箕面で建築中のモデルハウスは春にオープンする予定です。地域で愛される工務店になれるように、日々仕事に取り組みたいと思います。

 

(後藤)


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