こんにちは。総務の早川です。
最近おうち時間が増えて。。。コアーの木の家で毎日癒されています!といったお施主さまのお声を、前回ご紹介させていただきました。
コアーといえば木の家。そう、おっしゃる方が多いです。
では、どうしてコアーが木の家にこだわっているのでしょうか?
みなさん、ご存知でしょうか。日本の国土は70%が森林であるにも関わらず、国産材は一時全体使用量の20%以下に落ち込みました。
現在では約28%までになったものの、まだまだ日本の林業は危機的状況に陥っています。
そこに以前から着目してきたコアー建築工房は、山から街へ国産材を供給できる色々なネットワークに参画しています。住まいづくりが、少しでも山の活性化と環境保全に繋がれば。という思いで、堺から近い山(紀州杉)を構造材に利用しています。
ただ、木の家がいいから。。。という訳では無かったのですね。
この和歌山で生産された紀州杉は、
1. 色合いが良く、つやがでる
2. 目合いが良く、素直な木で狂いが少ない
3. 強度・耐久性に優れている
という特徴があります。
ここ数年はようやく、国も国産材を推奨する動きになってきたようです。
分かりやすい身近な所でいうと。。。
東京オリンピックが開催されますが、国立競技場をオリンピック開催に合わせて、リニューアルしましたよね。
リニューアルされた国立競技場は、「杜(もり)」がコンセプトで、国産木材をふんだんに使用した、世界的に珍しい、木のぬくもりが感じられるスタジアムになっているそうです。間近から見上げると。。。
スタジアム外周の木製の軒庇(のきびさし)の木材は47都道府県から集められた杉材やカラマツで造られているそうですよ。
(写真提供:(独)日本スポーツ振興センター)
国産木材を積極的に使用する事で、日本の林業を支え、なお、居心地のいい素敵な施設やお家が、どんどん建てばいいなと思います。
コアー建築工房も変わらず、国産材を使用した、居心地のいいお家を建てていきます。
(早川)