平屋コラム

大阪の平屋のメリットデメリットは?注文住宅の事例をご紹介!

大阪で平屋の新築をお考えの方向けて、平屋住宅のメリットやデメリット、平屋の施工事例についてご紹介します。平屋の良いところと気をつけるところを知って、お家づくりにお役立てください。
大阪で平屋を建てられた方のこだわりあふれるお住まいもご紹介していますので、是非最後までご覧ください!

平屋住宅のメリット・デメリット

平屋住宅を建てる際のメリットと知っておくべきデメリットをご紹介します。

平屋住宅のメリット


平屋住宅を建てる際のメリットを4つご紹介します。

生活動線がシンプルかつコンパクト

平屋住宅は一階建てのため、生活動線がシンプルでコンパクトです。階段がないため、部屋と部屋の距離も近く、移動がスムーズであり、家事や育児などの日常生活がストレスなく行えます。そのため、子育て世代や共働き世帯にもおすすめです。また、高齢者や身体的制約のある方にも利便性が高いです。

地震の揺れや風に強い

大阪は地震や風の影響を受けやすい地域ですが、平屋住宅は地震の揺れや風に強い特性があります。平屋は2階建てと比べて、建物の高さが低くなり、と重心が下がるため安定します。また、風を受ける面積も小さくなるため、地震や強風といった揺れに対して優れていると言われており、2階建てに比べて耐震性の向上が見込めます。

メンテナンス費用や光熱費が抑えられる

平屋住宅は二階建てに比べてメンテナンス費用や光熱費が抑えられる傾向があります。一戸建てのメンテナンス工事で高価なものといえば、外壁や屋根の塗装ですが、平屋の場合は屋根にアクセスしやすく、点検やメンテナンスも軽微で済ませられる可能性があります。また、一つの階に生活空間がまとまっているため、冷暖房効率が良くなり、光熱費も節約できます。長期的なランニングコストを考えると、平屋住宅は経済的と言えます。

バリアフリー対応がしやすい

二階建ては階段があるため、室内全てをバリアフリー化にすることは難しく、エレベータをつけたり、1階だけで生活をするという方法を取る必要が出てきます。一階建ての平屋住宅は段差が少ないため、バリアフリー対応の間取りにしやすいです。車椅子やベビーカーの利用者にとっても利便性が高く、将来的な介護の必要性にも対応できる点が魅力です。

平屋住宅のデメリット


平屋住宅を建てる際には土地探しや費用、建て方の工夫など気をつけるべき点があります。

広い敷地が必要になる

平屋住宅は一つの平面に生活空間がまとまっているため、同じ床面積を確保するには2階建てよりも広い敷地が必要です。土地の購入や建築にはそれなりのコストがかかるため、予算や土地条件を考慮する必要があります。

建築費用が高くなりやすい

同じ延床面積で建てる場合、平屋住宅は基礎や屋根の面積が2階建てよりも大きくなる傾向があります。そのため、基礎工事、屋根工事にかかる費用が高くなりやすいというデメリットがあります。しかし、基礎部分が多いという事は建物構造が安定していて耐震性に優れているということでもあります。

周辺環境によって日当たりが悪くなる

周囲の建物や樹木などの影響を受けやすいため、平屋住宅は日当たりが悪くなる場合があります。日当たりを確保するためには、周辺環境を考慮した計画が必要です。
コアー建築工房では吹抜けを設けて、高い位置から光を採り込む設計なども行っています。

平屋の施工事例

大阪府堺市でコアー建築工房で建築した平屋住宅の施工事例をご紹介します。

景色を活かし、愛犬と暮らす平屋のお家

建築地:大阪府堺市中区
敷地面積:233.83㎡(70.64坪)
延床面積:130.00㎡(39.27坪)
景色を活かし、愛犬と暮らす平屋のお家の外観写真
田園風景を望む平屋のお家。
アウトドア好きのご夫婦。アウトドア用品をまとめて収納できるファミリークローゼットを備えました。畑仕事の後は直接、水廻りへと移動できるよう、動線を工夫しました。
吹抜け空間が広がる寝室は、趣味の音楽も楽しめる空間として設計されています。
窓から望む田園風景は、開放感と四季の移り変わりを感じさせてくれます。愛犬と過ごすスペースは、外からも出入りしやすい場所に配置。
ロフト空間を利用した本棚には多くの本を収納できます。
【景色を活かし、愛犬と暮らす平屋のお家】の事例はこちら

憧れた暮らしを実現した平屋のお家

建築地:大阪府堺市東区
敷地面積:192.45㎡(58.21坪)
延床面積:81.15㎡(24.59坪)
憧れた暮らしを実現した平屋のお家の外観写真
お家での時間をゆったり過ごすお住まい。
アプローチは距離を長く取り、落ち着いた外観を演出しました。玄関はお客様と家族が出入りしやすくするため、それぞれのための入口を設け、シューズクロークには扉を備えました。LDKはちょうど良い広さで、必要十分なスペースを確保。和室と繋げて使うことでより広がりのある空間に。リビングにはお庭に面した大きな窓を配置し、自然光や景色を存分に楽しめます。ウッドデッキは広々としており、家と庭を結ぶ場所になっています。寝室には2帖の書斎コーナーを設け、堀込式のカウンターテーブルを設置、窓からの景色を眺めながらくつろげるスペースとしました。
【憧れた暮らしを実現した平屋のお家】の事例はこちら

桜を望む平屋の家

建築地:大阪府堺市西区
敷地面積:291.86㎡(88.28坪)
延床面積:100.42㎡(30.37坪)
桜を望む平屋の家の外観写真
四季の変化を楽しめるお家。
ガレージをシャッターで閉められるようにし、門屋を設けることで防犯性も向上します。
エントランスホールはリビングとしても利用でき、薪ストーブの炎を楽しめます。
お風呂はハーフユニットバスを採用。木の香りを楽しみながらお風呂時間を過ごせます。
キッチンダイニングは一直線に広々と設け、薪ストーブを眺めながら料理や食事ができます。ダイニング横には元々あった桜の木を見ながらくつろげるウッドデッキを設置しました。
ご夫婦の書斎はクローゼットと兼用に。窓からお庭を眺めながら仕事や休憩ができます。また、書斎の上に設けた畳のロフト空間では、読書やお昼寝が楽しめます。
【桜を望む平屋の家】の事例はこちら

豊かに暮らす平屋の家

建築地:大阪府堺市美原区
敷地面積:322.37㎡(97.51坪)
延床面積:120.13㎡(36.33坪)
豊かに暮らす平屋の家の外観写真
建物をコの字型で配置した中庭のあるお家です。
玄関に入ると正面に大きな窓があり、そこからお庭の美しい景色が見えます。玄関は使い勝手を考えた空間で、コート掛けや手洗い、飾り棚などを設けました。リビングは勾配天井の吹抜けで、明るい光が差し込みます。ウッドデッキや南北に広がるお庭への視線が開けています。また、一緒に暮らす猫のために、寝室への出入り口やキャットウォークが設けられています。さらに、寝室の上部にはロフトがあり、普段使わないものを収納できるスペースになっています。
【豊かに暮らす平屋の家】の事例はこちら
その他の施工事例はこちらからご覧いただけますその他の平屋の事例もご紹介しています。

まとめ

平屋住宅は生活動線のシンプルさや地震・風に対する安全性など、多くのメリットがありますが、建築費用や敷地条件などのデメリットも考慮する必要があります。コアー建築工房では、お家作りだけではなく土地のご相談も承っております。お気軽にお問い合わせください!大阪府で新築住宅をご検討の方は、是非ご相談ください。
詳しくは、コアー建築工房まで!大阪府で新築住宅をご検討の方は、お気軽にご相談ください。


執筆者

住まいの相談室春﨑 沙織

自己紹介

武庫川女子大学建築デザインコース卒業。
在学中は古民家再生活動や地域のコミュニティーづくりに携わり、
2018年コアー建築工房に入社後、二級建築士を取得。
広報として現在までに約100件近いお家に関わってきました。
家づくりの際に気になるお金の事や性能、土地の選び方など気になる情報をご紹介します。

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