家を計画する前にやるべきことは・・・
①お金を貯める
②土地を探す
③工務店を探す
などなど・・・これは、もちろんやるべきことです。
私たち工務店や設計事務所が、実際に家のプランをするときにまずすべきことは・・・
建てる土地の条件、風土や約束を調べることです。
今回はその中でも条件についてご紹介します。
土地によって守らないといけない約束が違うので、どのような約束事があるか、まず市役所で確認します。
↑市役所でもらえる地図
これには
・建蔽率や容積率(土地に対してどれぐらいの広さの家を建て良いか)
・防火、準防火地域やそうでない地域
・高さのきまり
などの情報が載っています。
主に色分けされている地域ごとに約束事が異なります。
閑静な住宅街は、広さや高さの条件は厳しくなりますが、その分日当たりや風通しが確保されやすく、周りもそれに合わせた家が建ちます。反対に駅の周りは、商業施設などが建てやすい条件になっています。
主に火事が起こると燃え広がりやすい密集地に決められている約束事に防火地域や準防火地域があります。2階建て住宅では主に窓の仕様が厳しくなり、これ家の予算にも大きくかかわります。
このほかたくさんの約束事を守らないと家は建ちません。
ほとんどの土地の広告にもこの約束事は載っています。
少し知っておくと土地探しも今よりきっと今以上に面白くなると思います。
(仲井)