こんにちは!コアー建築工房です。注文住宅の建築をお考えの方、大阪で二世帯住宅を新築する際にお困りの方、今回はそんな方々へ向けて、大阪での二世帯住宅新築に関する情報をお届けします。
二世帯住宅には様々なタイプがありますが、どのようなタイプが自分たちに合っているのか、どのような予算が必要なのか、そのメリットやデメリットは何なのか、そして実際の施工事例についても解説していきます。大阪で新築の二世帯住宅をお考えの方はぜひ最後までご覧ください!
完全分離型二世帯住宅とは?
完全分離型二世帯住宅は、一戸建ての建物内で完全に独立した2つの住まいがあり、共有部分がほとんどないタイプの住宅です。
親世帯は1階、子ども世帯は2階など上下分離型や左右分離型の間取りがあります。
浴室やキッチンなど水廻りもそれぞれの世帯ごとに設けるため、気を遣うことなく生活できるので、二世帯住宅の中では、最もお互いのプライバシーを確保しやすい間取りと言えます。
完全分離型二世帯住宅のメリット・デメリット
完全分離型二世帯住宅のメリット
1. プライバシーが確保される。
水廻りを共有としないため、プライベートな空間が確保しやすいです。
2. 生活習慣や家族構成に合わせて独立した生活ができる。
遅い時間に帰ってきてお風呂に入ったり、朝の忙しい時間にキッチンを使っても気兼ねすることがありません。
3. それぞれの希望を叶えやすい
設備や部屋などそれぞれに設けるため、取り入れたい設備やデザインがそれぞれに違った場合でも比較的、希望を叶えやすくなります。
完全分離型二世帯住宅のデメリット
1. 家族同士の交流が少なくなる。
プライバシーは守られる反面、それぞれの世帯で生活が完結するため、交流が少なくなりがちです。
2. 建築費用が高くなる
完全分離型の場合、家の規模としては2軒を建てるのと同じくらいの設備や広さが必要になる為、建築費用は他のタイプと比べて高くなります。
完全分離型二世帯住宅の施工事例
【施工事例】大阪府守口市にて、完全分離型の二世帯住宅を建築しました。それぞれの住まいは1階と2階で世帯を分けており、キッチンや浴室などもそれぞれに設けています。設備は分けつつも親世帯も子世帯も寝室を1階に設け、玄関を共有することで、会話やコミュニケーションが取りやすい間取りになっています。
敷地面積:183.23㎡(約55坪)
建物面積:202.02㎡(約61坪)※ガレージを含む
大阪府守口市で建てた二世帯住宅の詳細を見る
部分共用型二世帯住宅とは?
部分共用型二世帯住宅は、一部のスペースを共有しつつも、それぞれの住まいが独立しているタイプの住宅です。
一部のスペースを共有することで、家族同士の交流を促進します。例えば、玄関や庭、一部の居室などを共有することで、家族同士がより密接な関係を築くことができます。
部分共用型二世帯住宅のメリット・デメリット
部分共用型二世帯住宅のメリット
1. 家族同士の交流が促進される。
共有された部分があることで必ず、家族が顔を合わせるので、交流しやすくなります。行き来もしやすいため、お互いの様子をみることができます。
2. メンテナンスや管理が比較的容易。
共有部分を設けることで完全に分離させた二世帯住宅よりもお家の規模は小さくすることが出来ます。そのため、メンテナンスや管理が必要な部分も小さくなります。
部分共用型二世帯住宅のデメリット
1. プライバシーが完全に確保されない。
水回りなど共有スペースが生まれてくるため、完全なプライバシーの確保が出来ません。
2. 家族構成や生活習慣の違いによっては、ストレスを感じることがある。
共有スペースでは使用する時間帯の違いなどによって、お互いに気を遣い、ストレスに感じてしまうことがあります。
部分共用型二世帯住宅の施工事例
【施工事例】大阪府和泉市にて、部分共用型の二世帯住宅を建築しました。水回りを共有スペースとし、世帯を行き来できるようにしました。玄関やキッチンはそれぞれの世帯に設けることでプライバシーは確保。庭を共有することで程よい距離でお互いの気配を感じられます。
敷地面積:258.11㎡(約78坪)
建物面積:122.59㎡(約37坪)
大阪府和泉市で建てた二世帯住宅の詳細を見る
完全同居型二世帯住宅とは?
完全同居型二世帯住宅は、一つの住まい内で2つの住まいが存在し、一部のスペースを共有するタイプの住宅です。
一般的には、キッチンやリビングなどの生活空間を共有し、個別の寝室やバスルームを持つことが特徴です。
完全同居型二世帯住宅のメリット・デメリット
完全同居型二世帯住宅のメリット
1.コミュニケーションが取りやすい。
寝室以外のほとんどの部分を共有するため、食事の際などに会話やコミュニケーションを普段から取ることができます。
2.家族同士の絆が深まる。
共有スペースが多い分、密接な関係になりやすいため、家族同士の絆が深まります。子どもの様子を祖父母に見てもらうなどの関係性が自然と生まれます。
完全同居型二世帯住宅のデメリット
1. 生活空間を共有するため、プライバシーが確保されない。
寝室以外のスペースを共有とするため、プライバシーは確保されません。
2. 家族同士の生活リズムや生活習慣の違いがストレスとなることがある。
キッチン、水回りなども共有のスペースとする為、朝の支度時間や就寝時間の違いによってはストレスとなってしまうことがあります。
完全同居型二世帯住宅の施工事例
【施工事例】大阪府堺市東区にて、完全同居型の二世帯住宅を建築しました。一つの建物内に2つの住まいが存在し、キッチンやリビング、水回りは共有スペースとして設けました。2階を子世帯の空間とし、フリールームはセカンドリビングとしても利用できるようにしました。シャワールームを2階に設けることで帰宅時間が遅くなった場合でも親世帯に気を遣うことなく使用できます。
敷地面積:408.62㎡(約123坪)
建物面積:153.42㎡(約46坪)
大阪府で二世帯住宅を建てるなら
今回は大阪での二世帯住宅新築について、完全分離型、部分共用型、完全同居型の3つのタイプについて解説しました。それぞれの特徴や予算の目安、メリット・デメリット、施工事例についてご紹介しました。お家作りをお考えの皆さん、大阪府での新築住宅に関するご相談は、ぜひコアー建築工房にお任せください!お気軽にお問い合わせください!
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