君が代に出てくる 『さざれ石』 を霧島神社で見ることが出来ました。
石灰石が雨水に溶けて、その石灰分を含んだ水が粘着力になり長い年月で
地下の小石を集結して しだいに大きくなった石だそうです。
ご神木は樹齢800年の杉で、さざれ石と共に悠々と流れる時を感じます。
出来上がった時が一番良く、時と共に劣化していく。そんな物の中で生活をしている私には
長い年月を経て出来た事や手間ひまかけた物に、安心と魂を感じ、心地良いです。
scrap and build … 古びて良くなる。時を経て味が出る。そんな住まいを造り続けたいものです。
(大畑)