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木造建築のメリット

住宅を何で建てようか迷われる方は、大勢いると思います。

そんな方々に、少しでも参考になればと思い、ブログを書かせていただきます。

まず、建築には様々な工法があります。木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造など、さまざまです。

木造には、様々なメリットがありますが、その中の一つとして、地球にやさしいというところをお話しします。

まず、木造住宅は、柱、梁、土台など、構造材を全て木材で組み立ていきます。その構造材は、自然の木から加工されて使用されますが、他の工法の中で一番、加工時の炭素放出量が少ないと言われています。これは、「省エネ効果」と言われています。

次は、木材には、生長の際に二酸化炭素を吸って、酸素を出しますが、その吸った炭素を外部に出さず、蓄える性質を持っています。これは、木材が燃やされるまで蓄えられるので、木造の家を建てるだけで、炭素を固定している為、地球温暖化防止に貢献していると言えます。このことを「炭素貯蔵効果」と言われています。

 

 

先程、木材は、二酸化炭素を吸って、酸素を出しているとお話ししましたが、樹齢が60歳ぐらいになると、ほとんど二酸化炭素を吸ってくれなくなります。20年から40年ぐらいの木がよく二酸化炭素を吸ってくれると言われています。なので、この、樹齢が60歳を超えた木を使って家を建てることで、先程の「炭素貯蔵効果」も得ることができ、さらに、伐採した場所が空くので、そこに新しい木を植えることで、自然の循環を作ることができ、地球温暖化防止に貢献できます。

また、木造の家ならば、解体をしたとしても、その廃棄された木材は燃料とすることができます。ほかの燃料とは違い、一度吸った二酸化炭素を放出するので、長期的に見れば二酸化炭素は増えていないということになります。これは「カーボンニュートラル」と言われています。

 

 

以上で、木造のメリット「地球にやさしい」というポイントをお話しさせていただきました。家を建てるだけで環境にやさしく、そのあとでも、地球に負荷をかけることがないという、いいことだらけというところが他の工法にはないメリットだと思います。

ほかにも様々なメリットがありますので、家を建てるならぜひ、木造もご検討ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

和田

 


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