みなさまこんばんは! 住まいの相談室です!
堺市南区に N様邸 住宅再生改造工事解体始まる。
ご先祖様のお家を継承していく、N様 新築も考えましたが、やはり 木造の家
木は、100年~150年の木が一番強度があると言われています。
やはり 写真のような、原木は中々 手に入りません! 約13Mものが3本(飛び梁)
としてあり 立派なものです。 この家に関わった 棟梁達を引継ぎ 我々コアー建築
工房は、しっかり受け継いで行きたく思います。
伝統を受け継ぐ
加工を支える‥木取りと墨付け
大工達によって受け継がれ発展してきた木造軸組み工法は、木取り工程で
建築の全体像が確定され、加工(切組)工程で完成します。
加工工程に間違いがなければ、強固に組みあがります。間違いを埋木や
雇い木ごまかすと、強度や耐久性に支障が生じ、まして新たな資材によって
駄目にした部材を取り替えることなど不可能です。なぜなら 同じ反りや変形
同じ太さの材が二つとないためです。
このようなことから、加工を支える墨付け工程も非常に重要で、同様に失敗は
許されないと言われています。
伝統の中には現代の理屈では理解できない経験から生まれた”木の理屈”
が隠されています。
やはり 長い歴史の蓄積から生まれた知恵であり、厳しい修行期間に
親方の手から弟子への手へと受け継がれてきたものなのです。
木造建築とは、素晴らしいものです。 ‥完成をお楽しみに!!!
住まいの相談室(Y:松永)