昨日、ＭＯＫスクール大阪に参加させて頂き、計画施工や家具のことについての講座を受講しました。

「MOKスクール大阪」とは．．．

“国産材で建てる“まっとうな木造住宅”の普及啓蒙活動を行うグループです。

大阪を活動の中心とし、京都、滋賀、兵庫、奈良、和歌山等の近畿圏はもちろんのこと、

北海道～九州まで幅広い受講生・講師陣が集まり勉強しています。（ＭＯＫスクールＨＰより）”

私自身は初めての参加で、年間通して行われている講座にスポットでお話を聞きに行ってきました。

昨日の講義内容は、

第１講座「Ｍｓ版・木の家まるごと設計術～大工が造る家具をデザインする」講師：三澤　康彦　氏

第２講座「地域の林業に繋がる家具ものづくり～山が見える家具をデザインする」講師：山口　博史　氏

第３講座「こころ版・木の家まるごと設計術～つくり手と住まい手のつながりをデザインする」講師：山崎　健治　氏

で、施工のお仕事を頂いているエムズ建築設計事務所の三澤先生の、よく使われる家具の材料の調達から加工までの

お話が聞けたり、

岐阜県を事例に家具の材料となる針葉樹林や広葉樹林の実情と今後の森づくりにつながる材料選びや山とのかかわり方、家具のデザインについてのお話が聞けたり、

静岡県で少人数ながら、とてもエネルギッシュに住まい手に向けた通信紙や講座（クオリティの高さに衝撃を受けました）などを広く取り組まれている設計事務所の先生のお話が聞けたり

と、とても充実した時間を過ごさせて頂きました。

なんというか、普段の業務だけでは気がつけない、違う次元のお話を聞いたというような感じです。

世の中、いろんな切り口があって、いろんな角度から木造住宅に取り組んでいる方々がいらっしゃるんだと、

気づかせて頂き、いろいろなことを見たり聞いたり、学んでいくことの大切さを感じた１日となりました。

（栗林）