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JBN関西 関西大工塾 林産地の奈良吉野の見学に行ってきました。

先日、JBN関西の研修で、奈良県の吉野へ見学に行ってきました。
コアーの家の紀州材の産地は見たことがあったのですが、吉野は有名な林産地で、吉野杉はブランドとしても確立しています。
そのためやや値段は高め、という印象がありましたが、それも少しずつ変わってきてるよという話もありました。

吉野杉の全盛期はヘリコプター会社の支社が吉野にあり、山から伐採してきた木をすぐに運べるようパイロットが常駐していたそうです。
現在の吉野杉は、全盛期に比べ平均で価格は1/3程度にまで下がってきているので、かなりお値打ちになってきているそうです。未来の棟梁たちぜひ検討してくださいということでした。
全国的に杉林の荒廃が問題になっておりますが、ここ、吉野は100年以上にわたって、丁寧に枝打ちや管理が続けられていること、
密植という伝統があり、若いうちに大きくなりすぎないようにゆっくりと木を育てるので、質の高い建築材を供給しつづけているのだそうです。

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丸太の卸売り市場と、製材の市場、木材加工場などを見学しました。

製材の市場には、新地の寿司屋のカウンターにするような、樹齢うん100年の銘木の桧の一枚板なども、在庫していました。

紀州とはまた違った森林ツアーになりました。

(成願)

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