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夏の風物詩

今年もやってきました!コンチキチンの鐘の音の季節です。

今まで祇園祭の宵山までしか行ったことがなかったのですが今年は巡行へ行ってきました。

祇園祭はそもそも疫病流行と病害虫害の厄払いとして八坂神社を祀る祭として始まったと伝えられています。

日曜日ということで大変な人ごみと最高にムシムシとした一日でしたが、ちまきも買えてお稚児さんも見れて満足でした。

 

巡行が始まるのを待つ間、菊水鉾をひく町のおじいさんに声を掛けられて少しお話をしました。

な、なんと御歳83才!60年近く祇園祭に参加されているそうです。

今はもう第一線に立って鉾をひくことはないのでしょう。

けれど「菊水」と字の入ったかなり年季のいったハッピを着てとっても誇らしげな顔をされて歩き回っておられました。

祇園祭りは同じ京都に住んでいたとしても、他の町の人がおいそれと手伝いで参加できような祭ではありません。

その町々が自分のおじいさんお父さんが大切に守ってきた鉾をひけることは大変名誉なことなのだなぁと鉾をひく方のお顔を見ていて改めて感じました。

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(松永ちほ)


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