神戸市北区に現存する民家では一番古い、箱木家の千年家があります
ダムで水没する為、元に復元して移築されたものです。 ( 国指定 重要文化財 )
柱・梁は細く、鉋(かんな)が無い時代なので削ってあります
軒は 深く 低く 軒の高さは1.5Mしかありません
軒の深く低は、日本の家の本来の一番良い形なのでしょう
おかげで夏至の強い日差しが建物の中には入っていません
わら葺の屋根勾配など風土にあった、機能から来る終局の形は、やはり 美しく
下手に造った造形よりは 必然的になった美の方が優ります
平日とはいえ貸切の見学でしたので維持管理が心配になります。皆さんも行って見てください。
(大畑)