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素材の違い

素材の選び方②では壁材についてお話させていただきます。

 

コアー建築工房ではリビングなどの主だった壁には【珪藻土】を使用しています。

しかし、壁にも珪藻土やクロスなど様々な種類があります。

そんな壁材の種類をご紹介します。

 

1.珪藻土

コアー建築工房でよく使っている珪藻土。

こちらはいわゆる塗り壁です。

珪藻土は植物性プランクトンである珪藻の化石が原料です。

メリットとして

・調湿効果がある

・消臭効果

・静電気が起こりにくい

 

などがあります。

ただ、デメリットとして

服に珪藻土の白い粉がついてしまうことがあるため、クローゼットの壁などには向きません。

また、水が飛んだり、油が飛ぶことでシミになってしまうので使う場所には注意が必要です。

 

2.壁紙

壁紙のメリットとしては

・種類が豊富

・メンテナンスがしやすい

 

などがあります。

珪藻土などの塗り壁に比べて、たくさんの種類があり、自分好みのもを選ぶことができます。

また、最も普及しているビニールクロスなどは汚れがついた際にも簡単に拭き取ることができます。

 

ただ、デメリットとして

種類が豊富にある一方、年数がたち、汚れてきた際に貼り替えようと思っても同じものがない。

という事が起こる可能性があります。

そのため、一部分の貼り替えができず、お部屋やお家全体を貼り替えることになってしまうことがあります。

最近ではアースウォールといった珪藻土を表層紙に漉き込んだ紙の良さと珪藻土の良さを合わせ持った壁紙もあります。

コアー建築工房でも水廻りなどに使用することもあります。

 

 

素材それぞれのメリットとデメリットを知った上で自分に合った素材を探してみてください。

 

 

 

 


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